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Jagf.39 ミランダ
用途戦闘機
分類マルチロール機
製造者ホルム・フリー社?
運用者デンマーク空軍?
初飛行1991年
生産数92機
運用開始1998年
運用状況現役
性能諸元(E型)
全長14.6m
全幅8.4m
全高4.8m
空虚重量6,100kg
最大離陸重量12,500kg
エンジン未定(候補→F404)
最高速度(アフターバーナー使用時)マッハ1.8(2223km/h)
巡航速度マッハ0.85
航続距離約3,000 km(増槽有り)

概要

Jagf.39 ミランダ(Jagerfly 39、ヤエアフリー39)は、デンマークのホルム・フリー社を中心として開発された多用途戦闘機。愛称のミランダ(デンマーク語:)はシェイクスピアの執筆『テンペスト』に登場するプロスペローの娘の意。メーカーは『Nordic Air Warrior』というキャッチコピーを用いている。Jagerflyはデンマーク語で「戦闘機」を意味する。

性能

ミランダは、軽量で機敏なマルチロール機として開発された。前方の制御カナード翼は様々な速度において正揚力に貢献するが、後方のデルタ翼からの十分な揚力が後部スタビライザーが発生させる負の揚力を補い、誘導抗力を増加させてしまう。意図的に不安定な状態にした上で、安定性を維持するためにデジタルFBW飛行制御を採用することで、本機は多くの制限を取り除き、操縦性を向上させ、更にその誘導抗力を低減している。800mの直線上の道路があれば、離着陸の両方が難なく出来る。機体は軽量で、空対空兵装の様に軽微な装備であり、十分な道路幅さえ確保する事が出来れば、高速道路など特殊な補強の無い一般の道路からの離着陸も可能である。

MAZ26エンジンや、Jager/A-10レーダーなどの主要システムは、スタンダード・フレックス構想に基づき、運用コストの低減と信頼性と可用性の向上の為、様々な装備枠がモジュール化されている。其々のモジュールは規格化されており、技術の進歩に合わせて新たに開発された兵装やセンサー、コンピューターを統合できるよう、柔軟性を持たせるように設計されている。これは前世代機であるJagf.37 ペアルより引き継がれており、互いに一定の互換性がある。

機体や装備品の開発は、コクピット・機体・エンジンなどのモジュール毎にスクラムチームを編成し、オブジェクト指向的な枠組みを取り入れている。社内の全ての社員は基本的な仕様や3Dモデル、シュミレータにアクセスする事が可能であり、非常にオープンな環境でアジャイルに開発されてきた。又、他国の契約先の開発者も同様の必要な情報にアクセスする事が容易にでき、其々の要求へのカスタマイズもオープンかつ柔軟に行われている。

アビオニクス

ミランダの全てのアビオニクスは一つに統合されており、アビオニクスの完全な統合によって「Rewritable」な航空機となり、ソフトウェアの更新を行う事によって、追加の装備運用や適時の最適化が見込める。現在のミランダには国産の専用プログラミング言語であるSkafが採用され、1997年以降の試験機から主に飛行制御に使用されている。ミランダのソフトウェアは最初の試作機の飛行から現在に至るまで継続的にアップデートされており、その頻度は前世代機であるJagf.37 ペアルよりも高い。

センサーやから生成されるデータや、パイロット及びコックピットから得られるデータは機体内部のコンピュータのROMにデジタルデータとして記録される。これらのデータはコックピット内で表示・再生する事ができる他、着陸後に(又は悲しいことに墜落後に)簡単に取り出すこともできる。
データは、アクシデント時や不慮の痛ましい事故が発生した際には状況分析の為に使用され、又、通常の研究の為にも使用される。これらの分析の結果は、各種部品の欠陥の発見や、ソフトウェアのアップデートの為に常にフィードバックされている。データの読み取りに使われる転送装置は、逆にデータを機体のコンピュータに書き込むためにも使用でき、高度や座標などのミッションに必要なデータを書き込む為に使用されている。ミランダは、国防情報ネットワークである「ヘルン・リンク」の一部として運用可能な様に設計されており、同機と地上施設や、他の観測機などの航空機との間で情報の自動交換をリアルタイムで行うことができる。気圧高度計、GPSなどの複数の搭載システムからの情報を組み合わせ、自身の位置を計算し、これらの情報を連続的に「ヘルン・リンク」ネットワークに提供している。

コックピット

画像は当局により規制されました。
※スティック(操縦桿)を必死に握り締める目力先輩(そんなに強く握り締めなくても、、、動かないんだよなぁ)

派生型

Jagf.39/D(ミランダD)
1998年にデンマーク空軍で運用を開始した最初期の単座仕様の機体。随時にE1、E2型にアップデートされ、現在はDタイプは運用されていない。

Jagf.39/E1(ミランダE)
武装、アビオニクスを拡張し、各種NATO規格への互換性を備えた単座仕様の機体。飛行記録装置と機上航法装置、計器着陸装置を換装し、電子戦装置が大幅に改良された。又、飛行中の給油も可能である。後の改修によって、情報統合化システムである「ヘルン・リンク」への接続が可能となっている。

Jagf.39/E2(ミランダE)
武装、アビオニクスを拡張し、各種NATO規格への互換性を備えミランダ初の複座仕様の機体。E1型と同等の仕様に加え、レーダーを換装している。後の改修によって、情報統合化システムである「ヘルン・リンク」への接続が可能となっている。後部座席は電子戦、情報戦、ネットワーク戦を行える様にインターフェースが最適化され、より効率的に空戦への支援が行える様になっている。

Jagf.39/F(ミランダF)
単座仕様のみが用意されている。コックピットのシステムへの液晶ディスプレイの採用、高精度な衛星通信能力、ビデオリンク、データ通信への対応と、コンピュータの処理能力の改良、電子戦機器の改良を取り入れている。改修によって、レーダー反射断面積(RCS)を低減させ、ステルス性が大いに向上した。

開発中

Jagf.139/F(ステア)
ミランダFの無人戦闘機(UCAV)型。

放棄された計画

Jagf.39/M(マリヌキャット)
他国への輸出を前提に置いて、CTOL式空母への搭載を考えた艦載機型。本機の最新の標準型であるF型は空対空兵装時でも離陸に必要な距離が800mと短く、これを更に短縮する事が出来ればVTOL機に近しい物になる。グリーンランドやフェロー諸島、ヨンフラネの小離島への設置も考えて構想されたが、結局の所はデンマーク海空軍を含めて一人たりとも顧客は現れなかった。

電子戦型
ミランダE2を改造して電子戦機、電子戦攻撃機として開発する案。

配備状況


搭載兵装


ユニットコスト6億7120万クローネ

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